よもぎのメモ帳

備忘録的な感じで技術的なことをストックしていきます。

EEIC@2Aの生活を振り返る その1

はじめに

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※画像は社畜ちゃん台詞メーカーより

eeic2018のよもぎといいます。電情です。無事に前期課程を終えて、B3になりました。さんねんせいです。学期が始まったばかりですが、 しんどい実験 充実した学科生活を送っています。

このエントリーでは一eeic2018民として、2Aの生活を振り返っていきます。 あくまでも個人の意見です。

ゆっくり見ていってね。その2が出るかはわからない。

#eeicはホワイト

受け入れ保留アルゴリズム*1をくぐり抜け、eeicへのきっぷを手に入れたeeic2018。「EEICはブラック」という噂が流れる中、ガイダンスと言って集められた私たち。事件はそこでおこった!

時代は合計点→平均点へ

悪名高き*2合計点制度から、平均点制度への回帰がアナウンスされる。学科民に衝撃が走った。

先生は以下のように弁明する(だいたい)

かつてはeeicは平均点制度を採用していた。しかし”要領のいい”学生は、ほんの少しだけ履修をして効率的に平均点を向上させる。それは我々が意図しているものでなかった。

そこで我々は合計点制度を採用することにした。幅広い分野について履修を促そうと意図した。しかし、学生は「ほぼすべてを履修する」ことでそれに対応した。

ここでも、我々が意図しない流れになってしまった。これを踏まえ、合計95単位以上の取得を条件とした平均点制度とすることになった。

平均点制度になったとはいえ、依然として多めの履修が要求されます。たとえば、2Aは33単位以上取るのがおすすめだよ、との説明。*3  とはいえ、例えば弊大学の工学部生は卒業のために90~95単位の取得が要求される*4ので、突出してブラックかと言われるとそうではないと思う。

eeicはブラックか

この話題は度々学科民の議題になり、様々な意見が飛び交うのですが、私の主観を交えて伝えていきます。この項では割とブラックと称される側面にスポットを当てていくかも

大学生活においてはわりと常識的か

基本的に授業は4限まで(水曜のみ選択科目で5限あり)、居残りとかはなしと考えると、常識的範囲内の学科生活だったと思います。金曜の3/4限にまたがる数学演習は、わりと早めに帰れる。

1限が多くてつらいという話があるけれど、中高の頃には当たり前の時間だったんだよな~。作ろうと思えば自宅受講で全休2日とか錬成できるらしい。

建築・都市・社会基盤あたりの本郷行ってた学科は、「終電ギリギリに乗った」「徹夜で大型橋模型の作業した」みたいなことをスポーツ感覚でつぶやいたりしていたし。 薬学部あたりは駒場祭期間中に中間試験やっていたような気がするけど気のせいだったかしら。あと法学部は試験つらそうだった。

人によっては、専門科目でない5限の授業も取っていたりしてすごいなと思いました。

教室は非人道的

学部・学科によって変わってくることですが、2Aの間はeeicは駒場オンリーでした。そして、eeic合わせて130人ほどいるので使える教室は限られていました。

まず椅子が硬い、そして狭い。基本的人権が尊重されていない感じなのですが、クッションの購入で回復します。私はハンズで安売りしてたちっちゃいクッションを敷いていました。

夢見るのは3年以降で使う工学部二号館。 本郷は快適です。 ホントお尻が持たないし、11号館とか厳しすぎる。一番だめなのは525教室。 え? 5号館だからふかふかの椅子だろう? はっ倒すぞ☆

消えて無くならない課題の山

2Aでは(他の多くの学科がそうであるように)実験がありません。そこで私たちを待ち受けたのは、暴力的なまでの課題の数でした。

多いときでは1週間に9科目で出ることもあったのではないでしょうか。そのため、

課題やった!→課題でた!→課題が減らない!

といった感じになります。といっても、例えば

  1. 授業中に終わるもの。情報演習系とか。
  2. 簡単なもの。書き上げるなら30分もかからないもの。 教科書の巻末回答を写すだけ*5

とあるので、見かけほど重くないかもしれないです。あとは、困ったこと・わからないことがあったら、同期に聞きまくれるのでそこは良かったです。まあ課題が多いことに変わりはありませんが。

中間試験多くない?期末試験期間長くない?

私は7つ中間試験をやった気がする。大学に来たら中間試験って殆ど無いものかと思ってました。でもたくさんやりました。 期末試験は10科目だったかな?一番早くて1/7とか、遅くて2/6とかに試験をやったので、ほぼ一ヶ月間期末試験期間でした。(その間に授業やっていないとは言っていない)

弊学科の試験は割と「手書きA4で1枚のカンニングペーパー持ち込みあり」というやさしい (そのせいで、みんな詰め込んだカンペを作って作業量の割にシビアすぎるんだよ) 試験が多く、そのために単位を落とさずにやってこれました。 期末試験10日前にインフルエンザを発症し、8日間寝込んだおかげで強制的に一夜漬けだったけれど、なんとか乗り越えられたのは徹夜で詰め込んだカンペのおかげです。 ほんとうにありがとうございました。*6

卒研配属は点数の殴り合い

昔ある人が言いました。

この大学において、点数で殴れないものはない

卒研配属は、まあいろいろありますが、志望者数が多かったときには点数で殴り合います。厳しい世界です。ある程度人気のある領域に興味のある人は、点数を取りに行きます。人気のある領域なので、沢山の人がいます。

これは機械工学科の友人の言葉ですが、卒研配属が点数で決まる、明快なものだから良いのではと。学科によってはブラックボックスのところもあるらしいです。てかほとんどそうかもしれない。

情報系の授業は少ない

あくまでも工学部の"電気系”というくくりなので、電気のことが多いです。ただ、2Aの間はプログラミングあたりで3時限授業があったり、電気系の授業もあまり電気に特化しない基礎的な内容だったので、思ったよりはそこに不満はありませんでした。

この項はブラックかどうかの話にあまり関係ないですね。あとは起立・礼があるのも(もうなれてしまったけど)特徴的ですかね

eeicに来てよかったと思う

じゃあ悪いことばかりなんかというと、そういうことではないです。個人的に良かったなと思ったと思う点はいくつもあるのですよ。

講義がわかりやすい

電気系の先生方の教え方は基本的にわかりやすい。これは、他の学科の先生が担当した数学1Dであったり、前期教養課程の講義と比較するとはっきりとします。

「これからはみんな電気系の仲間だ、そういう意識で教員は君たちを歓迎する」みたいなことをガイダンスで行っていましたが、その歓迎が伝わってくる感じはしました。私たちはファミリー。

フーリエ変換の話は、いろんな先生が独自の視点から解釈の仕方を教えてくれたので、そこから自分にあう考え方を選べて良いと思いました。

先生の中には「食堂混むから早めに終わらすよ」だとか「学生の時全然わからなかったですよ」とか「iPadで板書を撮ってそこに書き込むのって賢いよね」とか、わりと学生への理解が良い先生が多かった印象もあります。

ただ、講義は高校時代を彷彿させるような座学メイン。かなりの授業でゴリゴリ板書していきます。

学科民に恵まれる

まわりを見ると、自分で学習を進める真面目な人が多く (ガチプロの巣窟) 、いろんな刺激を受けてます。わりと周りの環境って大事だと思うのですが、電気系は学内でも恵まれていると思います。

わからないところがあったりして、Twitterで呟くと、だれかが助けてくれます。ありがてえぇ

シケ対制度がしっかりしていて、学科としてサーバーを保持しており、例えば講義ノートが上がったり、課題の略解やヒントを上げてくれたり、過去問15年分あったり*7、助け合いとかはなっていると思います。めっちゃ助かりました。ありがとう、シケ対・ノー担のみんな。

イッタラーでも生きやすい

学科民、なんだかんだTwitter大好きです。私も好きです。おかげで通信容量に占めるTwitterの割合は過半数行ったりします。

毎日、授業中つぶやいてもつぶやきたらないです。先生がわりとコンテンツを供給してくれるせいで、TLが止まることはありません。てか先生もTwitterで連絡してきたりする。

まとめ

進学選択で電気系を考えている人もいるんじゃないでしょうか。そのときに「eeicってブラックなんでしょ」って、何も調べずに避けちゃう人もいるのかもしれない、それは避けてほしいなと思いました。

結論:工学部は遍く程々にブラック。
eeicはブラック、は過去

あくまでも個人の意見なので、人によってはブラックと思うかもしれない。ただ情報系はどこ行っても辛い気がするのでキニスンナ。

長々となってしまいました。疲れてしまって、最後の方の文章息切れしてますが許してください。

さて実験レポやらなきゃ。

*1:ut生でも理解できない人続出の難解なアルコリズム

*2:先生方は「幅広い分野を履修してもらいたい」という意図がありました

*3:実際に筆者は18コマ/週、34.5単位取得

*4:工学部便覧を参照したところ

*5:さすがに写すだけ、なんてことは筆者はしていないです

*6:意識低くてごめんなさい

*7:この存在を教員陣は把握している模様